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  • 2011.02.16 Wednesday
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映画『ザ・タウン』

【あらすじ】
 全米でもっとも強盗が多発するボストン北東部のチャールズタウン。親から継いだ強盗に
嫌悪感を抱き、街を出ようとするも幼馴染や元締めに引き留められるタグ(ベン・アフレック)
 タグ率いる強盗団は銀行に押し入ったが想定外の事態に支店長クレア(レベッカ・ホール)を
人質にし逃走。クレアは無傷で解放するも同じ"タウン"の住民だと知り、正体がバレていないか
確認するためタグがクレアに接近する・・

 主演のベン・アフレックが本作で二作目となる監督と共同脚本も兼務したギャング映画。
オリジナルかと思いきやチャック・ホーガン著の犯罪スリラー小説という原作あり。

 セキュリティ解除、携帯回収、監視映像破壊、漂白剤散布…と、まさに犯罪にプロという
呼び方が適切かどうかわからないけど、まさに職人技っていえる手際のよさ。

 チャールズタウンにはアイルランド系移民が多くその気性からか(この設定は架空ではないかな)
親も親戚も幼馴染やご近所さんも強盗一派という環境をタグは日ごろから疑問に感じていた。
それは恐らく幼くして失踪した母親が引っ掛かっていたのかもしれない。

 そんな中で出会った一人の女性。とても真面目なその女性は初デート前にタグに強盗事件で
今も精神的苦痛に悩んでいると告白。彼がはじめて被害者の心の声を聞きその言い知れぬ痛みに
触れた瞬間だったのかも。最初はそんな驚きからいつしか興味が深まっていったのでしょう

 変わらない毎日を俺は変えると誓い、強盗家業と決別するため刑務所の父を訪ねるも、
去っていった母親を悪く言う・・最悪な対応。元締めにケジメをつけにいくとそこで聞かされる
衝撃的なタグママの失踪に関する真実。時を同じくFBI捜査官によってクレアもタグの正体を知る。

 辞める決意が揺らぎつつも最後の仕事に向かうタグたち。順調だったが窮地に追い詰められる。
好きな人のためにもう辞めたーではなく何度も説得を試みて義理を放棄しないタグという人物が
弱気を助け義理深い"男"に見えましたね。そうはいっても、強盗なんですけどね。^_^;

 正体がバレ幾度となくクレアを訪ねるも恐怖がよみがえり不信感とでとりつくしまもない。
そんな完全拒否だったクレアだったが終盤の今ここに至ってやっと会話が・・それはタグへの愛
だったのかそれともあの日の恐怖に立ち向かうという彼女の姿勢の表れか。

 犯罪スリラーという様相よりも兄弟仁義な世界に住む男と一般女性とのラブストーリーに
仕上がってるんじゃないかと思いましたね。ひさびさのベン・アフレックなかなか良いです。

映画『ジーン・ワルツ』

【あらすじ】
 帝華大学医学部産婦人科の助教・曾根崎理恵(菅野美穂)は大学で教鞭をとるかたわら産院マリア・
クリニックで三枝院長(浅丘ルリ子)の代理を務めていた。彼女は体外人工受精や代理母に肯定的で、
厚生省と関係が深い屋敷教授(西村雅彦)から疎ましく思われていた。そんな理恵の同僚で准教授・
清川吾郎(田辺誠一)は国内で認可のいない代理母出産に理恵が関与しているのではと探り始める…

 チーム・バチスタの栄光、ジェネラル・ルージュの凱旋で知られる海堂尊の同名小説の映画化。
菅野美穂主演で医療ミステリーと聞いてちょっとゾクッ(また犯人探し?)とした。そいうのも
少し前のTVドラマで菅ちゃんが冷酷な復讐鬼を演じていた印象で勝手な妄想を膨らませすぎた。^_^;

 生命の誕生はそれ自体が奇跡―冒頭で曾根崎が学生たちの前で語るこの一文。
ふと周囲からみると夫婦のあいだに当たり前に生まれてきている(かに見える)生命。
 実際は出産により母子は命の危険にさらされ、中には後遺症が残ったり五体満足でなかったり…
想像するだけで母となる女性に男はただただ尊敬するばかり。冒頭はそんなちょっと衝撃的な場面。

 出産を取り巻く環境では産科や小児科の不足で救急車がたらい回しにされたり、訴訟に至る事故
も少なくないとか。一方で経済的な理由?定期健診を受けない患者がいたり、性の乱れから中絶や
逆にホルモンの乱れから不妊だったり。赤ちゃんって何だと思う?って問われてる気になります。

 報道ではそうした現状を数字を並べたて解説されますが、こういうドラマで映像を見せられると
さらに考えさせられる。ふと諸外国はどうなんだろう?と知りたくなります。

 倫理は人のなかにあるという考えの曾根崎が代理院長を勤める産科医院で診る4組の患者たち
(不妊治療の成果、中絶希望ギャル、胎児が無脳症、55歳の代理母)それぞれの患者の事情に
向き合う曾根崎。特に後に出産できない理由が明かされた白石エピソードなんて息詰まる思い。
光を見せてやりたい…その思いがギャルに伝わりラストシーンに繋がるくだりもいい感じ。

 暗くなりがちな作品中にあって笑い担当は大杉漣なんですね。南果歩との夫婦役ってことで
謙様にオファーがなかったのか、いや…さすがにインセプションのあとがインパクトでは笑えないか。
なんかこの夫婦だけ映画というより舞台?っていう立ち振る舞いだった。謎

 菅ちゃん演じる女医いいですね。プライベートと勤務中で口調や表情が見事に変わる様子がいい♪
特に、アノ後のベッドの菅ちゃんが最高に可愛いー!もうここだけ1時間カメラ回してくれれば…ぉぃ

 医療ミステリーってのは私の早とちり。違う側面でのミステリーだけどそれは見てればすぐ気づく。
ただ終盤のこの展開…台風+停電+倒木激突、患者が押し寄せ、奥から白衣より白い顔の婆や登場!
…原作を知りませんがちょっとこの展開はないだろう。思わず関西弁のありえへんが出てしまう。

 で、当初の問題にしていた代理母の一件はどうなったのかな?新教授になり急に納得した??
謎だったのは、大学の皆が声をそろえてマリア・クリニックを目の上のこぶ扱いしていたこと。
冒頭の医療事故だけとは思えない何か因縁のようなものがありそうなんだけど…?

 予想はしていましたが、小田和正新曲+赤ちゃん映像のエンディングが一番泣ける!
エンドロール後に流れる冒頭の家族のその後・・女の子の笑顔も印象的でした。

映画『白夜行』

【あらすじ】
 昭和55年、廃ビルの密室で質屋の店主が殺害される事件が発生。所轄の担当刑事・笹垣
(船越英一郎)は、被疑者死亡のまま立件に至ったこの事件ががどうにも腑に落ちなかった。
 月日は流れ、店主殺害の共犯者とされた女の娘・雪穂(堀北真希)は著名なお嬢様学校に通い
悲しい過去を払拭しているようだった。一方、殺害された店主の長男・亮司(高良健吾)は、
事件後家出して自活していた。世間も関係者も忘れかけた事件に笹垣はまだこだわっていた…

 東野圭吾著同名小説の映画化。昭和55年に迷宮入りした謎の殺人事件。その事件によって
人生が一変した雪穂と亮司や遺族たち。その後も雪穂の周りでは事件が絶えず起きていた・・

 昭和の風景―道路を走る車、生活の様子、色褪せたフィルムっぽい質感。見事に再現されてます。
長屋独特の二階との間に鍵付きの扉だったり散りばめられた謎の数々。子役二人の演技も素晴らしい。

 少し前、本屋で東野さんの原作(のあらすじ)を読んだのを失念しており、映画見ながら
コレ子供の頃に映画かテレビで見たやつだ!と勘違いしたほど昭和の雰囲気が漂ってました。

―2006年には全11話でTBS系ドラマ、2009年には韓国映画が作られているようですがどちらも未見。

 謎多き事件から6年後?女子高生となった雪穂役の堀北ちゃんキターッ!も、もう可愛すぎる。
事件後、茶道家の叔母の養女になりお嬢様学校に通ってるという。感情を隠しているでもないのに
本心は何を考えているのだろうと思わせる演技。だから、あまり心情についてはわからない。

 堀北ちゃんといえば短髪で活発な女子の印象が強いので悪女?と思ったけどさすが女優さん!
後半の一糸纏わぬ綺麗な背中から〜の馬乗りなんてゾクッとするほどの色気と妖しさでした。

 殺人犯の子という噂のもと、嫉妬というより奪い取るため、さらに過去の自分を知るチンピラ、
喫茶店での毒殺未遂と女の服毒死、強姦に襲われる令嬢…と雪穂と亮司の周りでは事件が絶えない。

 雪穂を引き取った叔母から事件当時の雪穂の今にして思えば不審な言動があったと聞かされた笹垣。
そして定年後に知る驚愕の新事実。だから「一朗太は警察から異常に逃げた」「雪穂の母がブランコに
乗っていたわけ」「夫が雪穂を怖くなって引きこもりになった」その全ての謎が明らかに―

 また、船越英一郎といえば火サスで崖が定番ですが、さすがにそれは…と思いきや、まさか!?
そんなラストシーンで事故現場から店までの歩く雪穂の何とも言えない表情。涙を堪えるでもない
悔しそうにするでもない。雪穂と亮司のこの関係性、、お互い好き(という感情があるかも怪しいけど)
同士な恋人とは違う。主従関係にあるわけでもない。あえて言うなら兄妹みたいな距離感なのかなー

映画『キック・アス』

【あらすじ】
 ニューヨークに住むデイヴ(アーロン・ジョンソン)は、オタクでヒーローに憧れる平凡な高校生。
ネット通販で購入したスーツとマスクを着用しチンピラに立ち向かうも刺されるわ轢かれるわで入院。
 退院後、その事がきっかけでケイティ(リンジー・フォンセカ)と親密になる。一方で再び喧嘩の仲裁に
入るとその一部始終がネット配信され、キック・アスの名が知れ渡る。ある日、窮地に追い込まれたとき
謎の二人組ヒット・ガール(クロエ・グレース・モレッツ)とビッグ・ダディ(ニコラス・ケイジ)が現れ…

 ブラッド・ピットがプロデューサーに名を連ねニコラス・ケイジが出演しているというだけで
話題になりそうなのに?そのバイオレンス描写が受け入れられず監督の自費制作映画だそうです。
とはいえ、制作費30,000,000ドルって相当頑張って調達されたんですねぇ、出資した人凄いなぁ(^_^;
 英国で公開されるや大反響で米国公開では配給会社が取り合うほどの加熱ぶり。でも、日本では
やっぱり単館映画館でひっそりと…って私が見たときも7割入の話題作になってましたが!

 見るからにアメコミヒーローモノをコメディタッチにした雰囲気を醸し出してますが、
そのバイオレンスな描写や放送禁止的な台詞もあり、笑いとチョイ怖ブラックが紙一重な感じ。
特に11歳の少女が悪に立ち向かう!のにそんなこともあり少女の同級生は見れないR15指定。爆

 まず冒頭のシーン、アメリカでありがちな無謀なチャレンジャーのようですがただの自殺?という
フェイク。転じて主人公はどこにでもいる冴えないオタクなボク。ネット通販でコスチューム買って
ヒーローごっこで飽き足らず"世界はヒーローを求めているのになぜ誰も立候補しない!?"とばかり
鍛えてもいない貧弱なカラダで悪に立ち向かっていく。…大怪我するんですけどね。

 もじもじキョドって初登場するもあえなく撃沈。こんな格好で病院に運ばれたと知られたくないと
救急車で裸になったことであらぬ誤解が…そうゲイ疑惑。ま、そのおかげでケイティには異性として
見られず急速に近づくわけだけど、無防備に見事な手ぶら!された日にゃ、生殺しねぇ(>_<)

 が、度肝を抜かれたのは河川敷で女の子に防弾チョッキ着せて笑顔で銃向けてるニコ様!
髪の毛を七三に分けて〜のこの風貌はやばすぎるだろ!なぜこんなことしてるかすぐわかるけど
この場面だけ見ると女児虐待の変態にしか見えないところがニコ様さすがでございます。笑

 見た目と台詞の練習に余念がないマーク。懲りずにまた悪に向かう心境には黙って見てられない―
悪を倒す(無理だけど)より実は民衆に見て見ぬフリをしない勇気のために戦っているのだという。

 一方、ピンチを救ってくれたヒット・ガール。強い・・というか当時11歳のクロエ嬢が
アクションもほぼ9割演じているそうです!こんな美少女が男達をキル・ビル並に薙ぎ倒していく!
うそかほんとか父娘とギャングとのエピソードをアメコミ風に回想してる場面も良かったな。

 終盤、キック・アスとビッグ・ダディのピンチ!そして決戦。主人公からして常に嫌な汗かき
やってるので見てる観客は心配で気が気じゃない。ネットで買える30万$の秘密兵器じゃないけど
よい子のみんなはくれぐれも真似しないように。(できねーよ)

エンドロールでギャレス・ウィガンに捧ぐと出ました。本作とどういう関係なんだろう?

映画『RED/レッド』

【あらすじ】
 かつてCIA敏腕エージェントだったモーゼス(ブルース・ウィリス)も今は年金受給者となり
郊外で静かに暮らしていた。目下の楽しみは年金係サラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)とのお喋り。
 ある日、自宅が強襲され命を狙われる。その事態に心当たりのないモーゼスは半ば強引にサラを
連れ去るとかつてCIAエージェント時代の上司ジョー(モーガン・フリーマン)に相談を持ちかける・・

 REDとはRetired(引退した)Extremely(超)Dangerous(危険人物)という意味だそうで、
引退した元諜報員が活躍するグラフィック・ノベル原作の痛快コメディ・アクション!

 ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコビッチ、ヘレン・ミレンと
ハリウッドの錚々たる面々が集結。元スパイのじいちゃん達が命を狙われ、反撃する!という。

 その日も年金係のオペレータと歓談するモーゼス。彼女が好きなロマンス小説を読み耽ったり
今日本でもこうしたお話相手ビジネスや詐欺が多いそうです。いや本作のは役所の年金係ですけど。

 え?今回はちょっと女好きな老人役?と思わせたブルースもまるで軍隊のような集団に自宅を
強襲されたら黙っていない!とばかりにダイハードばりにムキムキ・ブルースに変身!し大暴れ。

 そんな襲撃を指揮しているのはCIAの若手エージェントのクーパー(カール・アーバン)、
どこかで…ってジェイソン・ボーンを狙ってたことも。(^^; 名前が出てこないけど日本の
俳優の誰かに似てる。師匠の師匠と言うがただの師弟繋がりなのか終盤のジイサンって実の?

 ベテラン俳優ばかりだからそれこそ走ったり飛んだり落ちたり激しいアクションはないけど、
銃撃戦、カーチェイス、要人襲撃作戦と見所あり。手榴弾打ち返したりロケット砲打ち抜く
ジョン・マルコビッチ演じるひきこもりぢぢいが私的にはツボ。あとちょいちょい絡んでくる
旧ソ連の元スパイ=イヴァン(ブライアン・コックス)が渋くて格好良かった。ヘレン・ミレン
演じる元MI6諜報員との大人の微妙な距離感がいい味出してるなーと。

 レコードのような音飛びするCDだったり、武器庫?とばかりの貸し倉庫(アメリカでは普通?)
などちょいちょい小さな笑いも忘れていない。

 一方で、元スパイなのだとアタマがキレるネタとして逆に家族を人質として交渉してみたり
潜入作戦ではスパイグッズの小道具も。でも使い方が?狙いは組織というより個人だから。

劇中では元スパイという設定、実際はベテラン役者としてのザ・職人を堪能させていただいた。

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